新選組 解説音声つき

動乱の幕末を駆け抜けた最強の武装集団・新選組。

近藤勇・土方歳三・沖田総司といった若者たちが武士になる夢を抱いて京都へ上り、浪士組を結成したのが、その出発点でした。

彼らの任務は、討幕をもくろむ尊王攘夷派の志士を取り締まり、京都の治安を守ることでした。

やがて新選組の名を冠せられた彼らは幕府の手先として得意の剣をふるい、敵である尊王攘夷派の志士たちを斬りまくります。

しかし時勢は彼らに味方せず、幕府は瓦解。

新選組は結成からわずか6年で世を乱す逆賊として追われる立場となりました。銃弾に倒れる者、捕えられて首斬られる者…。隊士たちの多くは悲惨な最期を遂げました。

滅びゆく徳川に殉じる。

戦略的にはまったく無価値な行為。

愚かとも見えます。

しかし現在、近藤勇、土方歳三、沖田総司というおなじみの名をきくとき、私たちの胸にこみ上げる熱いものは、何なのでしょうか?

映画に、小説に、漫画に、繰り返し新選組の物語は語られ、年々ファンが増え続けています。

東京板橋の近藤勇の墓、京都壬生の新選組屯所跡…こうした新選組スポットには老若男女問わず、多くのファンが訪れ、手をあわせたり、幕末の昔に思いをはせています。

140年を経た現在でも、こんなにも日本人の心を引き付けて離さない、新選組の魅力とは何なのか?最後まで武士としての忠義を貫いた潔さ?あるいは、ほろびゆく者に殉じる美学でしょうか?

判官贔屓。そんな単純な言葉では片づけられない何かが、日本人の血の深いところに根差した何かが、新選組人気の底にはあるように思えます。

当サイトは新選組について永倉新八『新選組顛末記』・子母澤寛『新選組始末記』などに基づいて、詳しく、わかりやすく、一部音声つきで語っています。熱心な新選組ファンの方にも、新選組についてちょっと興味がある。これから勉強したい、という方にもおすすめです。

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解説:左大臣光永